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東由利のフランス鴨

寒さが厳しくなるにしたがって美味しくなるのがジビエ・・・

その代表格はなんといっても鴨。

フレンチには欠かせない食材として、高級フランス料理店ではこの時期なると美味しい鴨料理を楽しむことができます。そんなフレンチレストランにも出荷する美味しい鴨を、ここ秋田でも養殖している方がいらっしゃるんです。

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由利本荘市東由利で20年にわたってフランスで改良されたバルバリー種の鴨(通称フランス鴨)を養殖している金子拓夫さんです。       17_3

金子さんの本業は米農家。

20年前、地元で農業に従事する仲間3人と新しい町の特産品を作りたいと思っていた金子さん。

噂にフランス鴨のことを聞きつけ青森の生産農家さんから肉を送ってもらったところ

『これだ!』

と上品な味わいに一瞬に魅了されたそうです。

試行錯誤を繰り返すこと20年。今ではすっかり東由利の名産品として定着したフランス鴨ですが、金子家だけがその生産を守り続けています。

稲刈りが終わるといよいよフランス鴨の養殖が始ります。ヒナを育て、出荷させるまで約3か月、大切に鴨達を育てています。

雪深い東由利ではありますが、鴨のおうちは5棟あるビニールハウス。その中で鴨達はとっても元気にすごしています。快適な環境づくりが美味しい胸肉を育てるのですね。

その理由は、ふかふかのベッド。そう、下に敷くもみ殻が鴨の肉を美味しく育てるのです。14_2

毎日新しいもみ殻が敷かれるおかげで、下はさらさら。湿気も少なく温かく、鴨のからだが冷えないように工夫されています。

体調がベストなので鴨も元気なんですって。

もみ殻は米農家さんだからこそのアイディア。それもオリジナリティあふれる養殖方法です。

13 さらにこの餌を見てください。白っぽいのは大麦や小麦がたくさんブレンドされているからだそう。この餌に変えてから、脂身の色が白っぽく仕上がり、コクがあるのだけれどあっさりとした脂身になったそうです。

鴨に触ってみると、胸はふっくら、そしてむちむちして思わず・・・いい感じ・・・とつぶやいてしまいました(なぜか北島康介を想像してしまった私だったのです・・・・(/ー\*))

それほどに美味しそうなこの鴨肉ですもの!クリスマス前のこの時期、県内外からその美味しさを求めて注文が殺到するそうです。

私も早速試食させていただきました。

『ささみの刺身が一番おいしいよ!』15

という金子さんの言葉に、ぜひ!とにんにく醤油で頂戴いたしました。

マグロのような、クジラのような。。

コクがあるけれどさっぱりとした鴨の肉にびっくりです。いくらでもいただけそう・・

『この鴨は火を通しすぎると美味しくないんだよ~』

という言葉に私もレシピがキラリ!

取材のお礼に、お台所を拝借して米本流クッキングで金子さんに味わっていただくことにしました。16

レアに焼いたフランス鴨の胸肉にハニードレッシングをそえた フランス鴨のハニーロースト。

薄切りにした鴨肉の上にはネギとだいこんの千切りを添えて・・・

『あ~美味しいなあ~』

と喜んでくれた金子さんの笑顔が忘れられません。

思いのほか簡単においしく作れるフランス鴨のロースト。

蜂蜜の甘さが鴨肉と良く合っています。

他にもさっとしゃぶしゃぶにしたり、焼肉も美味しそう♪

頭の中は鴨が行進状態でした・・・

ところで

大切にお世話をしてくれる金子さんと鴨達の関係はとっても親密・・・・12

まるでペットのように、鴨達がいうことを聞くんですよ!

扉があいて脱走した鴨達が金子さんに怒られて鴨舎に帰る様子はまるで映画のよう・・・・

あひるの行進ならぬフランス鴨の行進ですね。

かわいい~(*^-^)

18_2 さらにお土産にこんな大きなキャベツまでいただいちゃいました! ぱりぱりしてとっても美味しかったです。ありがとうございました! 

たくさんの方が金子さんの人柄に吸い寄せされてファンが全国に広がっているそうで

ますます金子さんとフランス鴨から目が離せません! 

金子さん、これからも息子さんと二人、おいしい鴨を作って私達を楽しませてくださいね。

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